三国志時代の武器に関して
・一体どのような武器だったのか?
・武器に名前は付いているの??
その疑問について答えます
三國無双などのゲームをプレイした事により興味を持ったそこの貴方向けにまとめました!
僕もその一人なので楽しめる記事になっていますよ

拙者達の武器をとくとご覧あれ!
雌雄一対の剣(しゆういっついのけん)


劉備の武器
又の名を双股剣(そうこうけん)と呼ばれる双剣
黄巾党討伐の際に作られた剣だが、実際に正史及び三国志演義等では双剣で戦った
記録は残されていない
また、別のゲームなどでもたまに出てくる名で干将・莫耶(かんしょう=旦那・ばくや=奥さん)この夫婦が雌雄一対の剣を作られたと言われている
※Fateというゲームにアーチャーという人物が居るがその人物の双剣の武器名が干将莫耶と呼ばれる
青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)


関羽の武器
又の名を冷艶鋸(れいえんきょ)と呼ばれる
薙刀に限りなく似ているが、刃の部分が広く作られている
また、柄の長さは薙刀より短い
重さに関しては82斤=約18㎏
とても重くて戦えた物では無いが関羽だからこそ武器として使用できた代物
蛇矛(だぼう又はじゃぼう)


張飛の武器
正確な読み方を決まっておらず(だぼう又はじゃぼう)と読む
刃の部分が蛇のように曲がっている事が特徴の武器このような形には理由があり傷口を広げ治りにくい事を目的に作られた
青紅剣(せいこうけん)


趙雲の武器
長坂橋の戦いで夏侯恩を倒し手に入れた剣
基本的にはこの剣が物語上、主な武器とされる
しかし、趙雲と言えば槍
三國無双のゲーム内のセリフでも「趙子龍の槍裁き、見切れるか!」
このように槍の名手なので槍にも名前はあります
涯角槍(がいかくそう)と読む
しかし、武器の固有名詞の違いにより趙雲の槍には名前が付いていないのです
分かりやすく解説すると
・関羽:青龍偃月刀
・張飛:蛇矛
・趙雲:槍
関羽の場合は青龍偃月刀という武器種類名となるので、薙刀に青龍偃月刀という名が付いている訳ではありません
これにより趙雲の槍の名は世間一般に広まっていない
方天画戟(ほうてんがげき)


呂布の武器
ハルバードに似た武器で、三日月状の「月牙(げつが)」と呼ばれる横刃が付いている
月牙が一枚だけ付いた方天戟を青龍戟(せいりゅうげき)単戟(たんげき)・戟刀(げきとう)と呼ぶが、月牙を水平方向に二枚付けた戟を方天画戟と呼ぶ
長さは2~3m・重さは12㎏あったと言われている
倚天剣(いてんけん)


曹操の武器
天をも貫くという意を持つ。岩をも容易く斬った
趙雲の武器でも記載した青紅剣とは対をなす武器で曹操が作らせた
しかし結局は青紅剣は趙雲に奪われてしまう
鉄脊蛇矛(てっせきだぼう)
程普(ていふ)の武器
通常の蛇矛の柄は木製で、全体の長さは約5.6m
しかしこの武器の柄は鉄製で多少短かったと言われる
鉄疾黎骨朶(てつしつれいこつだ)
沙摩柯(しゃまか又はさまか)の武器
鬼の金棒のような武器
誰?と思われるが、三国志演義ではあの呉の甘寧を射殺したと書かれている名将
しかし正史では陸遜に斬首されたと記載
三尖刀(さんせんとう)
紀霊(きれい)の武器
三尖刀は先端が3つ股に分かれた槍の事
重さ50斤(約11㎏)あったと言われる
紀霊将軍の強さはあの関羽とも30合撃ち合っても生き延びている強さを持っている
古錠刀(こていとう)


孫堅の武器
先が曲がった長刀
この武器に関しては詳細の文献が少ない
流星鎚(りゅうせいつい)
卞喜(べんき)の武器
3m~10m程度の縄や鎖の先端に金属製の錘(スイ、「おもり」のこと)を付け、その錘を当てて攻撃する
そもそも誰?と思うかもしれないが関羽千里行で脱走した関羽を捕らえろと指示を受け捕らえに向かうも一合で斬られてしまった可哀そうな武将
三国志ファンには有名な人
最後に


実は今までに紹介してきた武器のほとんどは三国志上の正しい歴史 正史(せいし)と呼ばれる物語ではこの武器があったという記載はありません
あの有名な青龍偃月刀も実際には使用していなかったとも説かれています
※主に三国志演義という三国志創作の小説の内容
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