この記事をご覧になられているという事は入社する際に何か資格を取得する必要性があるのでは?とお悩みになっていますよね?
勿論企業によっては様々な意見がありますが、人事総務も行っている中間管理職の僕が『必要』『不要』などケースごとに答えます
これから就活を行う方は是非参考にしてください
新卒
高卒・専門卒・大卒などすべてを指す
まどろっこしいのは嫌なので資格の必要性を最初に記載すると・・
新卒の資格取得は『必要』です
これが何故かと言うと新卒の方達は職務経歴が存在しませんので仕事が出来ると判断出来る材料が以下の通りで
・面接時の印象
・成績証明書
・部活等の実績
・資格内容
大体この4項目で評価を行っています
結構新卒の方は一次面接まではやってくれる企業も多いかと思いますがそれが何故かと言うと『成績証明・学生時代に取り組んだ事・資格内容』が似たり寄ったりな子が多いんですよね
よって面接時のコミュニケーション能力で判断してみようと企業は思います
そして面接が終わり二次面接又は採用者を判断する上での優先内容は
①面接時の印象
②資格内容
③部活等の実績
④成績
このような順番
まず第一はコミュニケーション能力が優先ですね。意思疎通が出来ないと仕事が始まらない
次に重視しているのが資格内容。例えば僕は経理事務がメインなので簿記の資格を持っていれば業務を教えるのが容易の為印象◎
営業ならば販売士など資格もあるので印象が良くなるはずですよ
その後の判断材料としては勉学・部活に打ち込んで頑張っているのならば仕事にも活かせるかな?ぐらいのレベル
つまり資格は必要!
中途採用
中途採用は前職以前の職務経歴年数・内容を重視
自分で言うのも何ですが僕の場合は10年以上経理をやっているのでここまで来ると資格の有無というよりかは職務経歴書で判断を行います
経験年数・業務内容(決算関係まで大体出来る)を見れば大体の企業で重宝されるかと
個人的ではありますが以下目安で年数ごとにまとめてみました
職務歴1年以内
『資格必須』
正直すぐに退職をする根性無しと舐められる可能性大
反面前職では人間関係が悪い職場なのかな?などと優しく公正に判断するので他者とは違うよとアピール点が欲しい
職務歴1年~3年以内
『資格必須』
職務歴3年未満はまだまだヒヨッコ
ハッキリ言ってたかが3年での職務経歴書では判断出来ません。資格は当然あった方が良い方向に繋がります
職務歴3年~5年以内
『資格はあった方が良い』
この年数ぐらいからは職務経歴書の内容を優先
例えば経理を5年経験していましたのでと言われると5年も経験すれば経理に関してある程度の知識はあると見込まれます
経験者には教える手間が僅かで即戦力となるので資格よりかは職務経歴が優先判断材料となる
職務歴5年以上
『資格不要』
全く違う職種に転職する場合は話が違ってきますが、例として経理⇒経理に転職の場合は正直資格はもう不要ですね
ある程度はこなせるレベルとして育っています。その企業独特の仕様は当然ありますが知識・経験は持っていると判断出来ます
営業の場合は自分なりのノウハウを持っているはずなので自分を信じよう!
プレッシャーにはなりますが、中途採用は即戦力を採用するという意味も有りベテランには期待していますので自分のノウハウを転職先に活かしましょう
管理職候補
『資格不要』
管理職に関しては今まで何を行ってきたか職務経歴書にて判断をします
今まで培ってきたノウハウを問われるので今更資格を取るような必要はありません
アルバイト・パート
『どちらかと言うと不要』
どの業務に関しても結構雑用が多かったりします。つまり資格が無くても作業して貰う内容は割とあるので重視されるのは『どれだけ勤務出来るか?』ですね
たまに正社員より仕事の出来るパートさんが居るので僕もうかうかしていられない・・
まとめ
・新卒は資格が判断材料となる為必要
・中途採用は職務経験年数により必要
・管理職は不要
・アルバイト、パートは基本不要
企業ごとに判断材料が変わってくるので場合にはよりますが概ねこの通り
資格だけで全てが決まる訳ではないので資格の勉強に費やす時間を面接対策や企業のリサーチに使った方が内定を取れる確率が上がる場合もあります。ケースバイケースで対応しましょう
コメント